ToSTNeT ( トストネット )とは？

ToSTNeTとは、Tokyo Stock Trading Network Systemnの略で、平成10年6月に導入された電子取引ネットワークシステムのこと。平成9年11月より開始された、東京証券取引所でおこなわれる立会外取引を執行するためのものであり、これによって取引における形態の多様化、注文発注などの迅速化を促す狙いがある。単一銘柄取引(平成11年10月から数量制限を撤廃)及び15銘柄で構成される総額1億円以上のポートフォリオをワンセットで売買するバスケット対当取引を対象とするToSTNeT-1(平成10年6月29日稼働)と、終値取引を対象とするToSTNeT-2(同年8月7日稼働)の2種類から構成される。ToSTNeTの取引執行時間は、通常の立会内取引の執行時間とは重ならないようになっている。ToSTNeT1では平日の8時20分〜9時、11時〜12時30分、15時〜16時30分であり、ToSTNeT2では8時45分、12時15分、16時(1日3回、注文時間は8時20分〜16時)である。この電子取引ネットワークシステムには、他にも大阪証券取引所のJ-NET、名古屋証券取引所のN-NETがある。

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