未払消費税等 ( みばらいしょうひぜいとう )とは?

未払消費税等とは、企業会計上のバランスシート(貸借対照表)で使用される勘定科目の、流動負債の部の仕訳のひとつ。消費税や地方消費税で、決算の期末時点で未払いの税金がある場合に未払消費税等の勘定科目へ計上する。決算期中に消費税や地方消費税について中間納付をした額がある場合は、決算によって確定した消費税や地方消費税からその分を差し引いた額を計上することになる。未払消費税を含めた全ての未払金を、未払金という勘定科目に合計して計上する企業もある。貸借対照表のルールであるワンイヤールール(1年基準)にのっとり、来期には納税されることを見越して固定負債ではなく、流動負債になっている。税金の滞納には高い利率で延滞税が付いてしまうので要注意。また、未納付の法人税事業税住民税(法人県民税、法人市民税)の3種類については、流動負債の部の未払消費税等という勘定科目を使用する。

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