勘定科目 ( かんじょうかもく )とは?

勘定科目とは、経営成績、財政状態を明確にするための財務諸表(損益計算書貸借対照表)や、複数の帳簿に基づき、経営活動の記録を目的に記入される複式簿記仕訳で使用される共通呼称のこと。

経理の現場では略して「勘定」と呼ばれることもある。大きく分けて資産、負債、資本収益、費用と5分類されており、それぞれの性質により100以上に細分化されている。例えば、費用の分類の中に通信費という勘定科目があるが、これには日々の電話代やFAX通信費などが計上されることになっている。また、タクシー代でも、接待などに用いられた時は交際費の勘定科目に、仕事や出張のために利用した場合は旅費交通費の勘定科目になるなど、勘定科目の仕訳には基準がある。経理や簿記で使用するための、勘定科目ごとの印も販売されている。

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