消耗品費 ( しょうもうひんひ )とは?
消耗品費とは、企業会計上、損益計算書で使用される勘定科目の、販売費及び一般管理費の部の仕訳のひとつ。耐用年数が1年未満のものや、取得価額がひとつ10万円未満で固定資産計上されない、工具器具備品や事務用品費などを消耗品費の勘定科目へ計上する。
例えば、ボールペンやコピー用紙、蛍光灯やティッシュペーパー、トイレ用洗剤、機械用オイルや作業用の布、10万円未満の机、椅子、パソコン、バイク、応接セットなどである。事務用品や文房具の購入が頻繁で高額になる場合は、事務用品費という勘定科目を別に作って区分することが望ましい。
計上方法の例としては、雑誌用の棚31,500円(税込み価格)を翌月の支払いで購入した場合、左側の借方には消耗品費として30,000円、仮払消費税等 として1,500円の2項目を計上し、右側の貸方には未払金として31,500円を計上する。