限界貯蓄性向 ( げんかいちょちくせいこう )とは?
限界貯蓄性向とは、収入が普段より増加した際、そのうち貯蓄にあてられる額の割合のこと。反意語は「限界消費性向」。普段の収入に対して貯蓄にあてられる額の割合は「貯蓄性向(平均貯蓄性向)」という。例えば、普段100万円の所得のある家庭で80万円消費し、20万円貯蓄したとすると貯蓄性向は0.2。その家庭で1万円の臨時収入があったとして、そのうち7500円消費し、2500円貯蓄した場合、限界貯蓄性向は0.25となる。
関連用語
- 限界消費性向 【marginal propensity to consume】
- 消費性向 【consumer propensity】
- 平均消費性向 【APC】
- 国民所得 【national income】
- 乗数効果
- 貯蓄
- GDP 【国内総生産】
- 消費支出
- 恒常所得仮説
- 乗数