限界消費性向 ( げんかいしょうひせいこう )とは?
限界消費性向とは、収入が普段より増加した際、そのうち消費にあてられる額の割合のこと。反意語は「限界貯蓄性向」。普段の収入に対して消費にあてられる額の割合は「消費性向(平均消費性向)」という。例えば、普段100万円の所得のある家庭で80万円消費し、20万円貯蓄したとすると消費性向は0.8。その家庭で1万円の臨時収入があったとして、そのうち7500円消費した場合、限界消費性向は0.75となる。
関連用語
- 消費性向 【consumer propensity】
- 名目GDP 【名目国内総生産】
- 平均消費性向 【APC】
- 乗数
- 乗数効果
- 実質GDP 【実質国内総生産】
- 国民所得 【national income】
- GDP 【国内総生産】
- 貯蓄
- 消費支出