車両関連費 ( しゃりょうかんれんひ )とは？
車両関連費とは、企業会計上で、バランスシート(貸借対照表)で使用される勘定科目の、販売費及び一般管理費の部の仕訳のひとつ。車検費用、車両の修繕費、ガソリン代、自動車保険や自動車税など、車両運搬具を維持、使用するために関連した費用を車両関連費の勘定科目へ計上する。特別に車両関連の支出を把握したい場合に設定する場合が多く、車両費、車両関係費も同等の勘定科目である。車両関連費の勘定科目を使用せず、ガソリン代は消耗品費、自動車税は租税公課、保険は保険料の勘定科目など、それぞれ別々に計上する方法もある。どちらの方法でもいいが、仕訳方法を統一することが大事。
計上方法の例としては、ガソリンスタンドで、営業車のガソリン代とワイパー交換代 8500円を現金で支払った場合、左側の借方には車両関連費として8500円、右側の貸方には現金として8500円を計上する。