自動車税 ( じどうしゃぜい )とは?
自動車税とは、自動車を所有している人が、5月31日までに各都道府県に納税する。申告は、自動車購入時、廃車時、登録事項の変更時などに、その日から1週間以内に申告書を提出。税額は、自動車の種類、用途、排気量などにより決められている。グリーン化税制により、排出ガスや燃費の性能に応じて、自動車税の税額が変わる場合もある。グリーン化税の対象車には、三つ星や四つ星などのシールが貼られていることがある。電気自動車、メタノール車、天然ガス車等の低公害車は50%軽課。低排出ガス車は性能により13%〜25%の軽課が一定期間行われる。税額や納税方法は、自治体から送付されてくる「自動車税納税通知書」に従い、郵便局や銀行、コンビニエンスストアでも納付できるようになっている。年度途中に所有することになった場合は、登録の際に運輸支局で申告して月割りした額を納める。ただし、軽自動車や二輪の小型自動車などには自動車税は課されない。納税した時に受け取る納税証明書(継続検査用)は、車検の際に必要なので保管すること。財産税の一種になるが、道路の整備費などを負担するという一面もある。また、一定級以上の身体障害者手帳、戦傷病者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の所持者が足がわりとして使用する自動車や、身体障害者などの方が利用するために構造を変更した自動車などは申請により自動車税の減免を受けることができる。