次世代自動車 ( じせだいじどうしゃ )とは?
次世代自動車とは、ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)、燃料電池車、クリーンディーゼル車、天然ガス自動車などの総称。ガソリン等の化石燃料をまったく使用しないか、使用を大幅に減らした自動車であり、CO2の削減の効果が期待できる。
2008年、地球温暖化防止を目指して環境省が提出した「低炭素社会づくり行動計画」が閣議決定され、その中で「次世代自動車」という言葉が定義された。2020年までに新車販売の2台に1台の割合で次世代自動車を普及させるという目標のもと、現在では自動車税や自動車取得税、自動車重量税の減免措置がとられている。
その後、2010年に経済産業省が発表した「次世代自動車戦略2010」では、次世代自動車の普及目標値が2020年までに20 50%、2030年までに50 70%と定められた。また、2020年時点で次世代自動車と環境性能に優れた従来車を合わせた「先進環境対応車(ポストエコカー)」の新車販売割合を80%にすることが目標とされた。