決済業務 ( けっさいぎょうむ )とは?

決済業務とは、銀行の固有業務のひとつで、振込や送金で債権債務決済を行う業務のこと。

銀行の本業である固有業務には預金、貸付、為替の3つがあり、そのうち為替の業務は、現金を使わずに支払いや受け取りを行って決済することができるため、決済業務という。

固有業務以外に銀行が行っている業務のうち、銀行法で定められている業務を付随業務、銀行法に定めのないものを周辺業務という。

銀行法で定められていない業務を銀行行うことはできないため、周辺業務は関連会社で行っている。付随業務とは、主に固有業務にともなって生ずる業務のことで、債務保証・手形引受や有価証券売買、貸付有価証券や国債地方債政府保証債引受募集金銭債権の取得・譲渡が銀行法で明文規定されているが、銀行業務の多様化・複雑化に伴い弾力的に追加され、その時々に対応できるようになっている。

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