政府保証債 ( せいふほしょうさい )とは?
政府保証債とは、特別法によって設立された公団、公庫、事業団及び特殊会社などの政府関係機関や株式会社が、事業資金の一部を調達するために公募発行する債券のうち、政府が元本の償還及び利子の支払いを保証しているもの。政府が保証しているため安全性は非常に高く、満期まで保有すれば元本は保証される。ただし、中途で売却すれば売却損が発生することもある。銀行や証券会社で取り扱われており、預入期間は2年から15年にわたるものもあり、半年毎に利払いされる固定金利であるため、金利情勢には注意が必要である。基本的に国債と同等の信用力が認められ、一般に、国債よりも若干利率が高い傾向にある。政府保証債の具体例としては、道路債券、首都高速道路債券、成田国際空港債券などがあげられる。