棚卸資産会計基準 ( たなおろししさんかいけいきじゅん )とは?
棚卸資産会計基準とは、棚卸資産の評価に関する会計基準のことで、会計の国際的調和を図るために、棚卸資産の評価方法として低価法に限定して採用している。棚卸資産会計基準が導入される以前は、取得原価を棚卸資産の評価方法とする原価法、取得原価と時価のいずれか安い方を評価方法とする低価法、どちらかを選択して適用することができた。
棚卸する資産を、通常の販売目的で保有する棚卸資産とトレーディング目的で保有する棚卸資産に分類され、通常の棚卸資産は収益性の低下があれば簿価を引き下げ、トレーディング目的の棚卸資産は、市場価格に基づいて評価される。
通常の販売目的で保有する棚卸資産の簿価切り下げ額が、臨時、多額である場合は特別損失として計上する。トレーディング目的の棚卸資産は、時価と取得価額の差額を損益として売上高に計上する。
関連用語
- 商品
- 製品
- ES 【従業員満足度】
- 譲渡性預金 【CD】
- 買い持ち 【ロングポジション】
- 売り持ち 【ショートポジション】
- PR 【Public Relations】
- セールスプロモーション 【SP】
- 広告 【Ad】
- 株式会社 【corporation】