特別損失 ( とくべつそんしつ )とは?
特別損失とは、企業の通常の業務内容とは関係なく、臨時に発生した多額な損失のこと。特別損失に該当する勘定科目例としては、固定資産売却損、固定資産除却損、投資有価証券売却損、前期損益修正損、災害損失、保険差損、固定資産の減損損失、投資有価証券評価損、繰延資産の一時償却、事業分離による移転損益、企業結合による交換損益、リストラ費用などがある。
なお、通常の営業取引から発生する貸倒損失は、特別損失には該当せず、販売費ひとつとして処理される。
反対に通常の業務と関係なく、臨時に発生した多額な利益のことを特別利益という。