国債市場特別参加者 ( こくさいしじょうとくべつさんかしゃ )とは？

国債市場特別参加者とは、財務省が指定した国債の大口投資家のこと。特別参加者の選定基準として、一定額の応札や落札を義務づけられているが、その代わり特典として、財務省が実施する国債政策の定期会合に出席し意見交換することが可能であり、他の買い手が参加できない非競争入札や、流動性が乏しい特定銘柄への追加入札などにも参加できるなどの特典がある。プライマリーディーラーともいわれる。大量発行が続いている国債の安定消化に役立つとされ、2004年から段階的に実施されている。また、特別参加者とつくものとしては他に東京証券取引所が認めるものがある。市場で直接売買等ができる正会員以外で、東京証券取引所に適当であると認められた金融機関のことを特別参加者といい、取引できる資格を与えられることになっている。特別参加者には、国債先物等取引特別参加者、株価指数先物等取引特別参加者、有価証券オプション取引特別参加者の3種類ある。

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