ガソリン税 ( ガソリンぜい )とは?

ガソリン税とは、ガソリンに対して課税される、揮発油税地方道路税を合わせた国税のこと。間接税である。道路特定財源の一つで、道路の建設や整備に使われる。

ガソリン税には1970年代に起きた石油危機を背景に、財政確保を狙い税特別措置法によって本来の税率に加えて暫定的な税率が上乗せされた。その後、租税特別措置法の改正による期間延長が重ねられて、この暫定税率は維持されてきた。2008年3月31日にガソリン税の暫定税率は期限が切れたが、1ヶ月後に復活した。2009年9月に政権が自民党から民主党に移り、暫定税率の廃止が検討されている。

暫定税率は1リットルあたり25.1円加算されているため、揮発油税と地方道路税を合わせたガソリン税は1リットルあたり53.8円となっている。

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