アンブレラ型投資信託 ( アンブレラがたとうししんたく )とは?
アンブレラ型投資信託とは、複数のファンドがまとめられ、ひとつのファンドのように運営されている投資信託のこと。日本では「セレクトファンド」と同義で使われており、単に「アンブレラ」と呼ばれることもある。
アンブレラとは日本語で傘のことで、ひとつの大きな傘の中に複数のファンドを入れるようなイメージから名づけられた。組み込まれたひとつひとつのファンドは「サブファンド」と呼ばれ、実際の運用はサブファンドごとに行われる。
ひとつのアンブレラの中には、投資対象や運用方針が異なる複数のサブファンドがあり、サブファンドの数は10以上に上ることも珍しくない。運用中に投資するサブファンドを切り替えることを「スイッチング」と呼び、スイッチングによって、投資環境や自分のライフプランの変化に合わせて柔軟に運用することが可能。ひとつのファンドのみに投資するのはリスクが高いため、バラエティに富んだサブファンドを切り替えることで、リスクを分散できるのがアンブレラ型投資信託の一番の強みである。
なお、サブファンド間のスイッチングは、通常無料または低い手数料で行えるようになっている。
関連用語
- インデックスファンド 【パッシブファンド】
- ETF 【上場投資信託】
- 外貨MMF 【Foreign Currency Money Management Fund】
- 基準価額
- ファンド 【投資ファンド】
- 投資家 【invester】
- NISA 【少額投資非課税制度】
- 為替ヘッジ
- 信託報酬
- スイッチング