外貨MMF ( がいかエムエムエフ )とは?

外貨MMFとは、外貨で運用される公社債投資信託の一種。国債、公社債、CP等の格付けの高い短期金融商品などで運用される。

運用成果に応じて毎日分配され、月末にその月の分配金をまとめて元本に再投資する1ヶ月複利の商品。元本の安全性と金利の安定性が高く、外貨預金と比べて高い利率で運用される。

ただし元本の安全性は外貨におけるものであり、為替相場の変動による元本割れのリスクはある。購入時より円安になる程収益は上がり、円高になる程損失が増える。通常のMMFは取得日から30日未満に解約すれば信託財産留保額を差し引かれるが、外貨MMFの場合30日未満でも留保額は不要で、いつでも換金可能。利子の20%が源泉徴収で課税され、為替差益は非課税。

主に米ドルユーロ英ポンドカナダドルオーストラリアドル、ニュージーランドドルなどの外貨で行われる。外貨預金に適用されるTTSTTBと異なり金利差が小さいので、少額から始めやすいのが特長。

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