セレクトファンド ( )とは?
セレクトファンドとは、複数のファンドがひとつのグループになっており、グループ内で自由に選択して投資できるファンドの総称。
構成するグループには、業種別、産業テーマ別に区分する「業種別選択型」、各国や各地域別に区分する「地域別選択型」、時価総額などで区分する「規模別選択型」など様々なものがある。またセレクトファンドでは、グループ内にあるファンドを無料もしくは低い手数料で乗り換えられるため、コストをさほどかけずに臨機応変に相場へ対応することが可能。なお、グループ内のファンドの乗り換えは「スイッチング」と呼ばれる。
大半の国内のセレクトファンドには、短期金融商品などで運用する資金を待機させるための専用ファンドであるマネーポートフォリオが備えられている。専用ファンドを利用することで、相場変動リスクを抑えられるとされる。
日本では「アンブレラファンド」と同義で使われる用語だが、欧州で「アンブレラファンド」は、「いくつかのファンドから構成される単一の投資信託で、投資信託の保有者がひとつのファンドから他のファンドへスイッチできる機会を与えられているもの」と定義されており、セレクトファンドとは区別されている。
関連用語
- 基準価額
- NISA 【少額投資非課税制度】
- 騰落率
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- 純資産総額
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