AFTA ( )とは?
AFTAとは、ASEANに加入している東南アジア諸国9国間で相互に市場を開放するために結ばれた自由貿易協定。多国間自由貿易協定(FTA)の1つ。1993年にブルネイ、インドネシア、マレーシア、シンガポール、タイの6カ国間で発効し、その後ベトナムが1995年、ラオスとミャンマーが1997年、カンボジアが1999年に加盟した。
AFTAの主な内容は、2008年までに域内関税率を0〜5%に下げるという共通効果特恵関税(CEPT)条約を結んで段階を追って関税を撤廃し、最終的には全品目の関税を撤廃し、北米のNAFTA、欧州のEEAなどに対抗するために、産業の国際競争力の強化、直接投資の促進を図るというもの。
またAFTAに中国が加わったものをAC-FTAと呼び、2010年より本格的に開始された。
関連用語
- ASEAN 【東南アジア諸国連合】
- 自由貿易協定 【FTA】
- NAFTA 【北米自由貿易協定】
- EPA 【経済連携協定】
- 関税 【tariff】
- GATT 【関税及び貿易に関する一般協定】
- APEC 【アジア太平洋経済協力会議】
- 非関税障壁
- 自由貿易 【FT】
- 東アジア地域包括的経済連携 【RCEP】