消えた年金 ( きえたねんきん )とは?

消えた年金とは、国民年金や厚生年金などの公的年金を、支払ったにも関わらず社会保険庁に残っていなかった記録のこと。納付の際の領収書や給与明細など、年金の納付記録があるにも関わらず、社会保険庁のデータにはないという事例が確認され、社会保険庁が社会的な批判を浴びた。

納付を証明する領収書や給与明細がある場合には支払ったデータを訂正することが認められたが、証明するものがない場合には社会保険庁のデータの訂正が認められず、問題になっている。証明するものがない人を救済するために、専門性及び識見の高い弁護士や社労士からなる年金記録確認第三者委員会が設置された。

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