民間設備投資 ( みんかんせつびとうし )とは?
民間設備投資とは、企業が事業の拡大、合理化、維持などを目的に工場、機械、店舗や事務所など事業に使用する設備に対して投資すること。国内総生産の主要構成要素であり、設備投資の動向は経済界や景気への影響が大きい。
設備として対象になるものに2種類あり、生産を行うための機械や搬送車両。店舗などは「有形固定資産」といわれ、ソフトウェアや特許権などは「無形固定資産」といわれる。主要企業の設備投資実績及び計画の動向、資金調達動向等を把握、検討するための資料として経済産業省が毎年、3月31日時点の設備投資調査の報告をしている。
設備投資には需要と供給の二面性があり、また、時間がかかるため、この動向は10年前後の景気循環の要因となっている。