設備投資 ( せつびとうし )とは?
設備投資とは、企業が事業における生産能力の拡大や合理化を狙い、長期にわたって利用する設備に対して投資を行うこと。国内総生産の主要構成要素となる。設備投資の対象には有形固定資産と無形固定資産の2種類があり、前者は生産を行うための機械、工場、事業所、店舗などの建物、搬送用の車輌、工具備品など。後者はソフトウェア、電話加入権、特許、商標権などのことを指す。経済全体での設備投資の規模が、景気に大きな影響を与えることから、景気動向の指標にもなっている。
新規の需要として総需要を拡大させた後、完成すれば供給力を高めて需給環境を一変させることなどから景気の波を起こす要因にもなる。