最終売買日 ( さいしゅうばいばいび )とは?

最終売買日とは、株式の権利確定日に株式を保有するために、購入しなければならない最終の日のこと。株主配当株主優待を受ける為には権利確定日に株主であることが必要で、そのためには最終売買日の市場取引終了時間までに株式を購入しておかなければならない。

株主名簿に登録されるのが、株式を購入してから3営業日かかるため、株の権利確定日に株式を購入してもすぐには名簿に登録されず、株主配当や株主優待が受けられない。

最終売買日の翌営業日を権利落ち日と呼び、権利落ち日の取引開始後に売却しても、権利確定日には株主となっているので、株主配当や株主優待は受けられる。

例えば、3月31日(水)が権利確定日だったとすると、3月25日(木)が最終売買日となり、この日の市場終了までに購入すれば、3月31日の権利確定日には株主となることができる。

最終売買日には株主配当や株主優待を目的とする投資家が買いが集中し、株価が高騰する場合がある。反対に、翌営業日である権利落ち日には株価が下落する傾向にある。

配当を受け取る方法としては、預金口座へ直接振込みを受ける方法や、郵便振替支払い通知書または配当金領収書によ李受け取る方法などがある。年間の配当が株価に対して何%かという指標を「配当利回り」といい、1株あたりの年間配当金額を、現在の株価で割って求める。

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