日本取引所グループ ( にほんとりひきじょグループ )とは?

日本取引所グループとは、東京証券取引所グループと大阪証券取引所経営統合により発足した持株会社。取引所に上場している企業の時価総額の規模では、世界3位、アジア1位の取引所となる。2011年11月22日に両社が経営統合に合意し、2013年1月1日に合併した。

東京証券取引所(東証)と大阪証券取引所(大証)は、それぞれ現物取引デリバティブ取引という異なる得意分野を持っており、グローバル競争力や投資家の利便性を高めるために統合が行われた。2013年7月に現物取引が東証に一本化されたほか、2014年3月にはデリバティブ取引が大証に一本化され、それぞれが機能の異なる取引所となる。

経営統合に際しては、まず東証グループが公開買付けにより大証の過半数の株式を取得し、子会社とした。その後、証券取引所として唯一の上場企業だった大証の上場を維持するため、大証を存続会社として東証グループを逆さ合併し、商号を株式会社日本取引所グループに変更した。

関連用語

索引