当座預金 ( とうざよきん )とは?
当座預金とは、個人・事業者・法人が、小切手や手形の支払いを決済する口座のこと。預入した金融機関が破綻した場合も全額保護される預金保険法による「決済用預金」のひとつ。法令により無利子。通帳はなく、毎月銀行から計算書が送られてくる。
当座預金の残高が不足すると、振り出した小切手や支払期限のきた手形が決済できなくなる。この状況を不渡りといい、2回不渡りを出すと全国の銀行との取引停止となり、企業経営は困難となる。しかし、当座借越契約を結んでいる場合は契約した金額内であれば借入を行うことができ、不渡りを避けることができる。
当座預金は、従来企業において頻繁に利用されてきたが、バブル崩壊後に当座預金は不良債権の温床になったことから、一般企業向けに新設されることは少なくなり、普通預金が利用される割合が高まっている。
関連用語
- 普通預金 【savings deposit】
- 決済性預金 【決済用預金】
- 小切手 【check】
- 通帳 【預金通帳】
- 銀行 【bank】
- 積立定期預金
- 預金
- 定期預金 【fixed deposit】
- 貯蓄預金 【貯蓄貯金】
- 金融機関 【banking facility】