労働力人口 ( ろうどうりょくじんこう )とは?

労働力人口とは、労働力調査においては、満15歳以上の人口のうち、就業者と完全失業者(就業していないが、就職活動をしている失業者)の合計を指す。

より細かな定義を行うと、満15歳以上の人口のうち、労働力調査期間である毎月末の1週間に、収入がある仕事に少しでも従事した者と、休業中の就業者、さらには完全失業者の合計を指す。このため少しでもアルバイトをした学生や、パートを行った主婦なども対象となる。

また、15歳以上の人口から労働力人口を引いたものが「非労働力人口」となる。こちらは病弱者など就業能力のない不就業者と、就業能力はあるが働く意思を持たない者から構成される。このためニートや専業主婦、就業意思のない学生、定年退職した高齢者などが対象となる。

ちなみに「労働力調査」とは国民の就業や失業の状況、あるいは労働者の動きに関する調査で、毎月総務省により公表される。

関連用語

索引