ニート ( )とは?

ニートとは、仕事に就かず、学校や職業訓練にも通っていない無業者のこと。

「NEET:Not in Employment, Education or Training」として、1990年代にイギリスで使われ始めた言葉で、一般に「就業、就学、就労に向けた活動(職業訓練や就職活動など)をしていない15〜34歳の未婚の者」を指すことが多い。日本でもニートが増加し、60万人以上の人が属するといわれ社会問題視されている。就業活動をしていないので統計をとることが難しく、実際にはそれ以上多くの人が属するという見方もある。

また、日本では「ニート=働こうとしない怠け者」といった偏見や先入観がもたれ、「ひきこもり」や「無気力」などと同義語のように使用されているケースがあることも事実である。ニートの対策として厚生労働省が、若者たちの就職をバックアップするプログラムとして「若年者就職対策」などがある。

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