住宅ローン債権担保証券 ( じゅうたくローンさいけんたんぽしょうけん )とは?
住宅ローン債権担保証券とは、住宅や土地などの不動産ローンを証券化したモーゲージ証券のうち、住宅ローン債権を裏付けとするモーゲージ証券のひとつのこと。
日本では、貸付債権担保住宅金融公庫債券や住宅ローン債権担保証券、住宅不動産担保証券などといわれている。住宅ローンは一般的に長期にわたり、この間の金利変動によってはローンの繰上返済などが発生する。そのため、RMBSでは償還期間や将来キャッシュフローが不確定になるというリスクもある。
ただ、起源である米国では、政府系機関の発行によるものが多く、格付けが高いわりに利回りが高いため、人気のある商品となっている。ホテル、ショッピング・モール、オフィスビル、賃貸マンションなど商業用の不動産と、その担保ローンを裏付けとするモーゲージ証券のことはCMBS(Commercial Mortgage Backed Securities)といい、日本では商業不動産担保証券や商業用不動産ローン担保証券といわれている。
関連用語
- モーゲージ証券 【MBS】
- モーゲージ 【住宅ローン】
- CMBS 【商業不動産担保証券】
- オリジネーター
- 投資家 【invester】
- 住宅金融支援機構 【JHF】
- フラット35
- 債券
- 金融機関 【banking facility】
- 資産担保証券 【ABS】