リーガルリスク ( )とは?

リーガルリスクとは、法律を遵守できていないことから発生する危機のこと。デリバティブなど多様化した金融商品では、新しい取引形態のものもあり、日本にはまだ法的な整備ができていないため、リーガルリスクが高まる。

金利スワップ通貨スワップ先物、金利オプション通貨オプションといったデリバティブ取引は刑法第185条、第186条にある賭博罪に該当する可能性が指摘されている。賭博罪に該当する明確な基準がないため、法的な不確実性がある。

なお東証大証などといった取引の安全性や透明性を確保されている公設の取引所での取引、いわゆる取引所取引ではリーガルリスクはほとんどない。取引所取引では、取引が定型化されており、法律な面でも事前に取引所と業者の間で取引ルールが確立しているためとなっている。

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