リスクフリー資産 ( )とは？

リスクフリー資産とは、元本が保証された安全な資産のこと。投資対象の元本の回収、収益の見通しの両方が不確実な危険資産(リスク資産)の反意語である。危険資産の例としては、株式、不動産、債券、投資信託などが挙げられる。一方、日本の国債は無リスク資産とみなされる。また、金融機関1つにつき1000万円以下の普通預金や現金も無リスク資産である。

無リスク資産から得られる利回りは、ノーリスクで得られる運用益となるため、リスク資産の比較にも用いられる。現代ポートフォリオ理論においては、短期国債の利回りが、無リスク資産の利回りの代理変数としてよく用いられている。個人の資産の配分については、三分法(現預金・債券、株式、不動産に均等に分ける)や四分法(現預金・債券、株式、不動産、海外資産に均等に分ける)といったリスク分配の手法が古くから言われている。

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