ベンチマーク ( )とは?

ベンチマークとは、ファンドが運用の指標に用いる、運用実績の測定や評価をするための基準。日本で株を運用する場合、最も代表的な指数は日経平均である。これは、市場を代表する225銘柄を除数で割ったものあり、原則的に銘柄の入れ替えが行われないので長期的に同一銘柄の動向を知ることができる点が特徴的である。また、日経平均と並ぶ日本株の指数は東証株価指数(TOPIX)である。TOPIXは東京証券株式所から毎日発表があり、1986年1月4日の時価総額を100として計算される。東京証券取引所第一部上場企業全ての時価総額指数であり、市場全体の動向を把握することができる。なお、投資信託の場合にはそれぞれの運用対象に応じた指数をベンチマークにすることが多い。これらのベンチマークと連動するような運用成績を目指すことをパッシブ運用、あるいはインデックス運用という。また、ベンチマークを上回る成績を目指すことをアクティブ運用と呼ぶ。

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