自国通貨建て ( じこくつうかだて )とは?
自国通貨建てとは、外国通貨1単位に対して、自国通貨がいくらになるかを表す方法のこと。日本では邦貨建てといわれ、また、内国通貨建てともいわれる。日本やアメリカ、スイスなど、ほとんどの主要国は、自国通貨建てを採用している。逆に、自国通貨1単位に対して、外国通貨がいくらになるかを表す方法のことは、外国通貨建てといい、英国、ユーロ、オーストラリア、ニュージーランドなどが採用している。例えば、米ドル対円の為替相場を自国通貨建てで表示すると、1米ドル=100円と表すことができる。これは、1米ドルを100円で交換できるという意味である。自国通貨建てを外国通貨建てに換算するには、外貨を邦貨で割る計算式で求められる。例えば、上記の例で計算すると、1米ドル÷100円=0.01で、1円=0.01米ドルと換算することができる。逆に、外国通貨建てを自国通貨建てに換算するためには、邦貨を外貨で割る計算式で求めることができる。