JPY ( )とは?

JPYとは、日本の通貨単位のこと。明治4年に制定された新通貨条例により、円が通貨単位として定められたのが最初で、その後貨幣法や現行の通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律に受け継がれている。円の補助単位は銭および厘で、1円=100銭、1銭=10厘となっている。

2010年現在通貨として発行されているのは、硬貨が1円、5円、10円、50円、100円、500円となっており、紙幣が1,000円、2,000円、5,000円、10,000円となっている。なお過去には500円札、100円札なども発行されていたが中止されている。銭や厘の補助単位は通貨としては発行されていないが、為替日経平均株価などの表示の際には用いられることがある。

円は国際的に変動相場制を取っており、需要と供給に応じて外貨に対する価値が変わってくる。1944年のブレトンウッズ体制により1米ドル=360円となったが、1971年のニクソンショックにより為替変動相場制に移行している。

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