継続雇用制度 ( けいぞくこようせいど )とは?
継続雇用制度とは、定年に達した者を、本人の希望により定年後も引き続き雇用する制度。2006年4月1日以降に適用が義務付けられた高年齢者雇用確保措置のうちのひとつ。高年齢者雇用確保措置では(1)定年の引上げ (2)継続雇用制度の導入 (3)定年の廃止という3つの措置があり、いずれかの措置を選択することになっている。
継続雇用制度は勤務延長制度と再雇用制度の2つに分かれており、勤務延長制度は定年年齢に達した後も引き続き雇用する制度で、再雇用制度は定年に達した者が一旦退職し、その後再雇用する制度。退職金の支給や賃金水準などに差異がある。ただし、継続雇用制度に適用される高齢者の基準を労使協定により定めれば、全員を継続雇用の対象としなくてもよい。