累進課税 ( るいしんかぜい )とは?

累進課税とは、課税対象金額に比例して、税率が高くなる仕組みのこと。累進税率は、所得税相続税などで適用されている。高所得者ほど税率が高くなるため、所得の格差を抑えることに一定の効果がある。ただし一方で、累進税率を高めれば、仕事で頑張った分が報われなくなるという面が生まれるため、導入のさじ加減が難しい。

例えば2010年時点の所得税率の場合、所得金額が195万円以下であれば5%、195万超〜330万円であれば10%の控除額97,500円、330万円超〜695万円以下であれば20%の控除額427,500円、695万円超〜900万円以下であれば23%の控除額636,000円、900万円超〜1,800万円以下であれば33%の控除額1,536,000円、1,800万円超であれば40%の控除額2,796,000万円となっている。

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