管理変動相場制 ( かんりへんどうそうばせい )とは?

管理変動相場制とは、完全な変動相場制ではなく、中央銀行が管理をして一定の変動幅の範囲内において自国通貨を変動させる制度のこと。具体的には2005年7月に中国の人民元が、固定相場制からこの管理変動相場制へと移行した。

ちなみに「変動相場制」は外国為替市場にて取り引きされる為替の交換レートを固定せずに、市場の需要と供給の動きを通じて決める制度のこと。対して「固定相場制」は為替レートを各国政府間で固定、維持する制度を意味する。

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