積立方式 ( つみたてほうしき )とは?

積立方式とは、年金制度において、約束された給付額を賄うのに必要な費用を調達する方法を「財政方式」という。積立方式はこの財政方式のひとつ。将来の年金給付に必要な費用を予め保険料で積み立てておく。年金として保険料を支払って積立て、支払った本人が受け取る方式で、私的年金で多くされている。積立方式の場合、積立資金の運用収益が給付財源の重要部を占めているため、運用収入を見込んで保険料を徴収するので、景気や金利の影響を受けやすい。また、積立金の運用収益を見込んでいるため、掛金水準が低く、掛金総額も少なくなる。

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