積立方式 ( つみたてほうしき )とは?
積立方式とは、年金制度において、約束された給付額を賄うのに必要な費用を調達する方法を「財政方式」という。積立方式はこの財政方式のひとつ。将来の年金給付に必要な費用を予め保険料で積み立てておく。年金として保険料を支払って積立て、支払った本人が受け取る方式で、私的年金で多くされている。積立方式の場合、積立資金の運用収益が給付財源の重要部を占めているため、運用収入を見込んで保険料を徴収するので、景気や金利の影響を受けやすい。また、積立金の運用収益を見込んでいるため、掛金水準が低く、掛金総額も少なくなる。
関連用語
- 賦課方式 【pay-as-you-go method】
- 公的年金 【public pension】
- 企業年金 【corporate pension】
- 確定拠出年金 【defined-contribution pension】
- 個人型確定拠出年金
- 修正積立方式 【modified funding method】
- 国民年金基金 【national pension fund】
- カードローン
- 厚生年金 【employees’ pension】
- 遺族年金