登録免許税 ( とうろくめんきょぜい )とは？
登録免許税とは、土地、建物といった不動産などを購入し、法務局に登記の申請をするときに必要となる国税のこと。不動産以外にも船舶の登記、航空機の登録、著作権や出版権の登録、特許権などの登録ほか、50以上の項目での登記、登録をする際にも課せられる。
不動産の場合、税額のもととなる課税標準は、各市町村役場の固定資産課税台帳に登録された価格、東京23区は都税事務所に登録された価格となる。抵当権の設定登記などの場合の課税標準は債権金額となっている。
課税標準である固定資産額に税率を掛けた金額が登録免許税となる。税率は売買による所有者移転登記の場合は2%、相続、建築後の初登記である所有権保存登記、ローンを使用した場合の抵当権設定登記などは0.4%となっている。税率は中古住宅の場合に0.3%に軽減されるなどの措置がある。軽減措置を適用する場合、自分の住宅として使用するなど様々な要件を満たす必要がある。