景況判断指数 ( けいきょうはんだんしすう )とは?

景況判断指数とは、景気を判断する上での指数のひとつで、企業へのアンケート調査から算出されるもの。アンケート調査は企業ごとに売上高、利益、従業員数などの増減を回答してもらい、「増えた」と回答した企業の割合から、「減った」と回答した企業の割合を引いた数となる。

従って、景況判断指数がプラスならば景気は上向いている、マイナスならば景気は後退していると判断することができる。

BSIは財務省と内閣府による企業景気予測調査でBSIの調査が実施される。大企業、中堅企業、中小企業に大きく分けて調査されており、それぞれ全産業のトータルで算出した数字のほかに、製造業、非製造業、さらにその中の細かい業種別に算出されている。

なお、ここでいう大企業は資本金10億円以上、中堅企業は資本金が1〜10億円、中小企業は資本金が1千万円〜1億円の企業のことを指している。

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