普通国債 ( ふつうこくさい )とは?

普通国債とは、国債を発行目的で分類した場合のひとつで、一般的な政府の歳出をまかなうための国債のこと。予算の歳出に対して、税収のみの歳入だけでは足りない場合に発行される。

歳入債には建設国債特例国債(赤字国債)がある。建設国債は道路や橋、住宅、湾港などを建設するために不足な資金調達するために発行される国債で、財政法の特例として発行される。それに対して特例法によって、一般会計を補てんするために発行されるのが特例国債となっている。

国債を発行目的で分類した場合、歳入債の他に、融通債、繰延債がある。融通債は政府が一般会計や特別会計の資金繰りをするために、一時的に資金を融通するために発行する国債となっている。繰延債とは、政府の当座の財政支出を先に繰り延べるために発行される国債となっている。

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