平均残存期間 ( へいきんざんぞんきかん )とは?
平均残存期間とは、投資信託のファンドで保有している全ての債券の、償還日までの期間を平均した数字のこと。3年6か月なら3.5年というように年数で表示される。平均残存期間が長いほど、金利リスクは高くなる。
金利が上がれば債券の価格は下がり、金利が下がれば債券の価格は上がるというように債券の価格は金利と反対方向に変化する。債券の残存期間が長いほど金利の影響を受ける。従って、平均残存期間が長い投資信託の方が、金利変動リスクが高くなる。
平均残存期間を把握しておくことはリスクを理解するうえで重要な要素となる。債券ファンドの目論見書には投資方針が記されており、平均残存期間をどの程度維持した運用を実施するかについても記されている。また、運用会社による運用レポートなどにも直近の平均残存期間が記されている。
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