大納会 ( だいのうかい )とは?

大納会とは、証券取引所における年末の最終取引日のこと。例年、12月30日で、当日が休日(土曜日、日曜日)や祝日に当たる場合は、その直前の営業日になり、立会時間前場のみであるが、取引により時間帯が決まっている。12月にはいると、東京証券取引所グループからニュースとしてその日時が公表される。対語となる大発会は、年始の取引開始日を指す。例年1月4日で、当日が日曜日の場合は1月5日、土曜日の場合は1月6日になり、立会時間は前場のみで、大納会と同様に、取引により時間帯が決まっている。前場だけの取引で終了する半日立ち会いが行われるのは、大納会と大発会だけである。大納会、大発会ともにセレモニーを毎年行っており、その模様はニュースなどで取り上げられることも多い。東京証券取引所ではゲストなどを迎えて大納会では手締めを行い、大発会では琴の音色とともに新年を迎えるなど、人数制限はあるが入場無料で一般にも公開している。

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