夜間取引 ( やかんとりひき )とは?

夜間取引とは、証券会社が提供している、株式取引を証券取引所の取引時間外である夜に行えるサービスのこと。通常の株式取引は9時から15時に行われている。そのため、昼間に働いている人などは取引が行いづらい。そのような問題を解消するサービスである。

取引手法は証券会社により異なる。時間帯は19時から23時ごろが主流で、取引銘柄はそれぞれの証券会社が指定した銘柄に限られる。

私設市場による夜間取引は、2006年9月にカブドットコム証券が初めて開始した。ここでは、証券取引所と同じくオークション取引で売買が行われている。それ以前にも、いくつかの証券会社が夜間取引を行っていたが、そこでは相対取引により売買を成立させていた。

また、日中の株式取引は証券会社が顧客の注文を証券取引所へと送り、取引所で売買が成立するが、夜間取引では、証券会社が顧客同士の注文を成立させる。

先述のカブドットコム証券のほか、マネックス証券が行っているマネックスナイターなどが有名である。

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