収入保障保険 ( しゅうにゅうほしょうほけん )とは?
収入保障保険とは、被保険者が死亡したり高度障害状態になった場合に、受取人に一定期間、死亡保険金を分割した金額が年金方式で支払われる保険のこと。家族収入保険、家計保障定期保険ともいわれる。メリットとしては、保障額を設定しやすい、一度に多額のお金をもらうより毎月少しずつもらったほうが安心であるなどがあげられる。しかし年金払いでは「所得税」の対象になり、これは一時金でもらった場合の「相続税」よりも割高になるので、税金は高くなってしまう。また基本的には掛け捨てで満期保険金はないなどデメリットもあるため、契約時には注意が必要である。収入保障保険には、被保険者が死亡時期に関わらず保険金が必ず一定期間(10年、20年、終身など)は支払われる「確定年金タイプ」や、契約期間の残存期間に合わせて支払われる「歳満了年金タイプ」などがある。「歳満了年金タイプ」では、保険期間の残りわずかな時期に被保険者が死亡した場合には少ししか保険金が受け取れないことになるが実際には保険会社が最低保証期間を設定している。