倍率方式 ( ばいりつほうしき )とは?

倍率方式とは、宅地を評価する際に、固定資産税評価額に倍率をかけて計算すること。土地の形状に補正や加算を行い価額を修正する路線価方式とは違い、倍率方式では国税局長が地域の実情に合わせて価額を決める。

固定資産税評価額は、土地の所在地の都税事務所や市町村役場で評価証明書を取得し、調べることができる。また、固定資産税の評価証明書は建物の評価にも使用できるほか、相続財産の登記にも必要になる。

評価の基準となる評価倍率表は、その土地建物の最寄りの税務署にあり、一般市民でも閲覧が可能。倍率は、宅地、田、畑、山林、原野によって異なり、一般の土地用、大規模工場値用、ゴルフ用地などに区分されている。

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