住宅所有者保険 ( じゅうたくしょゆうしゃほけん )とは？
住宅所有者保険とは、固定資産と家財に対する各種損害、個人財産の盗難、さらにその土地や住宅で発生した事故や事件に基づいた訴訟時の責任を保証する、保険会社と家屋所有者間の保険契約のこと。
住宅所有者保険に加入するには、家屋の価値と契約内容に基づき、保険会社が定める保険料を支払う。住宅ローンに加入する際に、ローンの貸し手は、融資額を十分に保証する住宅所有者保険への加入を貸し手に求める。
住宅所有者保険契約は、契約ごと、保険会社ごと、地域ごとに相当異なる。個別の契約のすべての契約内容と免責事項は、その契約条件に明記されている。賃借人も含めたマンション・団地居住者向けの保険としては、団地保険がある。
なお、火災保険の基本は、建物一棟ごとに所有者が1戸につき1つの契約をするのが基本であるが、分譲マンションなどの共同住宅の場合は、専有部分は区分所有者が契約し、共用部分は管理組合などで一括して契約するなどという方法もある。