再調達価額 ( さいちょうたつかがく )とは?

再調達価額とは、おもに火災保険において、保険契約の対象となる物品と同じものの新品を、現在の物価で調達するための価額のこと。時価に対して「新価」とも呼ばれる。

火災保険での保険金支払額を設定する際には、再調達価額を元にする方法と、時価額を元にする方法がある。再調達価額を元にした場合、現在居住している建物や所有する家財と同等のものを新たに建築、購入するのに必要な金額が支払額に設定される。一方、時価額を元にした場合、同等のものを新たに建築、購入するのに必要となる額から、経過年数や使用による減価償却分を差し引いた額が支払額に設定される。

一般に火災保険では、万が一、建物や家財が火災等で罹災したときに、保険金支払額を時価に設定していた場合、現状復帰するためには保険金では足りないことが多い。そのため、十分な補償を確保するには、支払額を再調達価額に設定する必要がある。ただし、保険金支払額が多くなるため、普段の保険料も高くなる。

再調達価額は、都道府県や地域ごとの建築人件費、材料費等の資料にもとづいて計算が行われるが、金融機関によって計算式が異なっている。

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