上海証券取引所 ( しゃんはいしょうけんとりひきじょ )とは?
上海証券取引所とは、中国は上海市の金融地区である浦東新区にある証券取引所のこと。深セン証券取引所と並び、中国本土の2大証券取引所の1つ。設立は1990年11月26日。同年の12月19日に営業開始。
現在、ドルベースでの株式売買代金は世界3位。ナスダックOMXグループ、 米欧取引所連合NYSEユーロネクストに次ぐ地位を占めている。特に近年では中国の急速な経済発展に伴い、売買代金の拡大傾向が続いている。
同証券取引所には、A株市場とB株市場がある。
「A株市場」は人民元建ての市場で、原則として中国国内の投資家のみに取引が制限されている。ただし例外として「適格海外機関投資家」と呼ばれる資格を持つ金融機関は取引が可能である。
「B株市場」は米ドル建ての市場で、外国人投資家にも取引が開放されている。2001年からは、中国本土の投資家も参加が可能となっている。
ちなみに立会時間は日本時間で、前場が10:30〜12:30、後場が14:00〜16:00である。
関連用語
- 銘柄
- 香港ドル 【HKD】
- 株式 【stock】
- 市場 【マーケット】
- 投資家 【invester】
- ADR 【米国預託証書】
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