メルコスール ( )とは?
メルコスールとは、ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイなどの地域内における財・サービス・労働の自由市場創設を目指す南米共同市場のこと。国際的経済・貿易面で立場を協調しあい、関連分野における法制度も調和し、生産要素の自由な流通を行う。1994年末までに域内関税の撤廃を目的とするメルコスールの発足を行うことで合意した、1991年の「アスンシオン条約」で、ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイのラテンアメリカ4ヶ国によって設立された。1995年1月、域内関税の原則撤廃と、約9,000品目に対して対外共通関税を実施する関税同盟として発足した。本部はウルグアイのモンテビデオ。1996年にはベネズエラが正式加盟し、チリ、ボリビア、ペルー、エクアドル、コロンビアが準加盟国となっている。
関連用語
- NAFTA 【北米自由貿易協定】
- 関税同盟
- 自由貿易協定 【FTA】
- 関税 【tariff】
- APEC 【アジア太平洋経済協力会議】
- 非関税障壁
- 自由貿易 【FT】
- TPP 【環太平洋パートナーシップ協定】
- 税関 【customs】
- 貿易