ミクロ経済 ( ミクロけいざい )とは?
ミクロ経済とは、所得、物価、消費、投資など経済活動を把握する際に、経済の基本単位である企業や家計などの個別の主体でみること。経済学の基礎理論のひとつ。対義語は「マクロ経済」。
個々の企業や消費者などの具体的な行動に焦点を当てながら、どのように価格が決定されているのかなど、市場経済の機能を解明する。例えば、どんなに美味しくないジュースでも、価格を大幅に下げたり、付加価値をつければ必ず買う人がでてくるというような個人レベルでみる経済の考え方。
物価変動のメカニズムと、その影響を受ける市場(生産者・企業・消費者・個人)の経済行為について分析することができる。この際、マクロ経済とは違い、景気変動による不況や失業を考慮せず「完全雇用・完全競争」といった理想的モデルを土台として考える。
関連用語
- マクロ経済 【macro economy】
- 市場 【マーケット】
- 不完全競争市場
- 完全競争市場 【perfect competitive market】
- アダムスミス
- 独占
- GDP 【国内総生産】
- 寡占
- 費用 【コスト】
- 弾力性